静岡大学 工学部 数理システム工学科
岡部研究室

骨格情報とLLMを用いた個別対応型姿勢評価手法

桂 陸登

静岡大学

岡部 誠

静岡大学

研究のTeaser画像

本システムの概要図。Webカメラ映像のみから、MediaPipeを用いて骨格情報を取得し、ChatGPTに送信して姿勢の評価を行う。

概要

本研究では、ユーザが自身の理想とする姿勢を基準として登録しておき、30分ごとにその時点での姿勢と理想の姿勢を比較することで、姿勢の変化や崩れを検出、指摘するシステムを提案する。システム起動時、Webカメラを起動する。ユーザはまず座った状態で自身の理想の姿勢をとり、Enterキーを押す。すると、MediaPipeによりWebカメラの映像のみからJsonファイル形式で骨格情報が保存される。それから30分後、その時点の姿勢の骨格情報の保存が行われる。そして、保存された骨格情報はChatGPTに送信され、姿勢の評価と改善案の出力が行われる。以降、30分経過する度に、その時点の姿勢と理想の姿勢との比較評価が繰り返される。

論文

卒業論文

第199回 CGVI研究会

動画

引用情報

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        title = {骨格情報とLLMを用いた個別対応型姿勢評価手法},
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